「働けないの必要保障額」を算出する<ダウンロードあり>

昨日は、「がん罹患後の障害年金受給の難易度から考える、収入保障(障害介護プラン)の優位性」というお話をしました。

この内容は、個人的には渾身のものだったのですがあまり読まれておらず…(笑)。 特に商品に触れているわけではないので、無料記事にて解放しております。

ぜひ、皆様お読みいただけますと幸いです。音声でも聞くことができます。

がん罹患後の障害年金受給の難易度から考える、収入保障(障害介護プラン)の優位性<音声配信あり>

今日は、少し固いテーマかもですが、「がん罹患後の障害年金受給の難易度から考える、収入保障(障害介護プラン)の優位性」というお話をしてみましょう。 がんに罹患後、…

今日は昨日の続きと言ってもいいかもです。

私たちは収入保障(障害介護プラン)を提案する際に、死亡保障においては「必要保障額」というものを目安にして提案しているかと思います。ただ、働けない時(就労不能時)においては、どの程度資金が不足するか、その額というのは目安でもいいのでしっかり確認して、お客様に提示しているという方はどれくらいおられますでしょうか。

今日は、この働けない時(就労不能時)の資金不足額を、「働けないの必要保障額」と命名し、その算出シートを作成しましたので、そのご紹介です。

音声配信でお聞きになりたい方はこちら(本文)

働けないときの「不足額」にフォーカス

私たちの取り扱う「保険」は、リスクマネジメントの1つの手段(道具)です。このリスクマネジメント(=リスクへの対応方法)は、大きく、「リスクコントロール」と「リスクファイナンシング」に分けられますね。

・リスクコントロール:回避、低減

・リスクファイナンシング:保有、移転

です。リスクコントロールというのは一言で言うと、「結果の期待値を減らそうという取り組み」です。発生頻度を下げる取り組み(回避)と、発生後に生じるであろう損失を減らす取り組み(低減)です。ただ、リスクコントロールを行っても結果の期待値を完全になくすことは困難ですし、コストとリターンの兼ね合いからして、「なくすのが正解」とは限らないことが多くあるのです。

今回でいうと、「働けない(就労できない)リスク」を完全に0にするために、そもそも働かない(笑)」とかになってしまうと、本末転倒です。そこで、損失(リスク)が発生した場合の経済的な備えをあらかじめに準備しておきましょうというのが、リスクファイナンシングです。リスクファイナンシングは、まず保有があります。保有とは、リスクをtakeする、と言われますが、保有というのはどちらかというと、リスクの移転と比較して、保有のほうが有利と判断した際のマネジメントです。

リスクの移転が、保険ですね。リスクを保険会社に移して、代わりに保険料というコストを負担することで、経済的損失に備えるわけです。ここまでは、皆さんご承知の部分かと思いますし、知識整理にお役立ていただければと思います。

生保分野では、この移転の代表格が「死亡保障」だったわけです。もちろんここは依然として重要な視点ですが、昨今は「働けない時(就労不能時)」リスクに対しても重要視されていますね。この働けない時(就労不能時)は、まさにリスクマネジメントでいう「移転」に該当する部分であり、コストとの兼ね合いで選定いただいているわけです。

こうした「発生頻度は低いが、なったら大変、いつまで続くかわからない」が保険の分野ですが、死亡時はもちろん、就労不能時の経済的損失もしっかり伝えていきたいですね。

働けない時(就労不能時)の公的保障では、傷病手当金、障害年金などがあるかと思います。傷病手当金は個人事業主・フリーランスの方にはありませし、障害年金でも少ないという部分は、昨日のナレッジでも触れています。

お客様に「働けない時(就労不能時)」のニード喚起をする際には、当然にこうした公的保障の出方・金額について触れていくことになりますが、私たちの民間保険というのは公的保障を補うという立ち位置ですから、「公的保障からして、どのくらい『不足するか』」という部分が、最もお客様がみたい部分だと私は考えています。

そこで今回、この働けない時(就労不能時)の資金不足額を、「働けないの必要保障額」と命名して、Excelで算出シートを作成しました。ぜひ、皆様つかってみてください。

このシミュレーションはあくまで概算ですが、障害等級2級を前提に、加入期間や標準報酬を簡略化して計算しています。あくまで「目安」であり、正確には日本年金機構等への確認が必要です。皆様の知識研鑽につながるとうれしいです。なお、令和8年度価格で計算しておりますので来年度には再度作成して皆様にご提供したいと思います。

今日は以上です。

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