令和8年度 (老齢・遺族・障害)年金額を把握する <音声配信あり>
今日は、毎年この時期に書いている内容で、タイトルは「令和8年度 (老齢・遺族・障害)年金額を把握する 」です。以前、1月26日に「令和8年度「年金額」を押さえておこう!」というタイトルで執筆・配信していますが、そちらは、「年金改定の仕組み」について触れている内容で、今回は「新年度年金額」を老齢、遺族、障害で押さえておこうというものです。
新年度の年金額ですが、これは覚えることができるとベストですが、資料として準備しておくことも大事です。そういう意味では文末に掲載する、「令和8年度版 年金ガイド」は必携の資料と思いますので、皆さまぜひ保存してほしいと思います。これはぜひ皆さん行いましょう!
今日文末に雑談を入れております。雑談の内容は、「伝わるコミュニケーション」です。
今回の内容は、有料会員・無料会員、皆様がお読みになれます。以下では音声でお聞きになれます。
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では、本題です。新年度になると老齢年金、遺族年金、障害年金などの公的年金の受取り金額や保険料などが替わるため、今回のような話は、必ずアップデートしておきたいものと思っています。実は昨年も4月はトランプ関税でマーケットは大荒れでしたが、今年も米国のイラン攻撃の影響で、投資環境は厳しい状態です。こうした運用アドバイスも(IFAとしても活動されている方もおられますから)大事だと思いますが、私たちの性分は「保険」であり、民間保険の提案には、公的保障の理解は不可欠だと思います。
これも私が毎年?研修でも毎回伝えていることなのですが、よく「老齢基礎年金は、だいたい78万円とか79万円とか、80万円くらい」としか把握していない方がいます。すでに問題なく売れている人は、これくらいザックリとした伝え方でもいいのかもしれません。ただ、若手募集人(特に売れていない人を指す)がこれではダメなんです!
そもそも保険(民間保険)なんて多くの方が加入されていて、お客様は誰か別の方からすでに加入している状況で、若手はどこで差別化するのでしょう。私は、この1つが「数字」だと思っています。
「老齢基礎年金は令和8年度の水準で、84万7300円です!月額70,608円です。年金は偶数月支給で、2か月分振り込まれます」と言ってみてください。今日から言ってみてほしい。何かが自分の中で変わりますし、お客様も、数字の細部まで言いきる人ってあまり出会ってきていませんから、きっと驚くと思うんです。
もし、若手募集人の方で、なかなかうまく活動できていないと感じている方がおられるなら、(もちろん様々に覚えることはあると思いますが)今日のような、年金の金額の細部を覚えてみてほしいと思います。
プロフェッショナル(卓越)とは、千の細部です。個人的にも、数字は細かく話せる=伝わるという現象を何度も経験してきました。ぜひ、若手募集人は覚えてほしいと思います。
・老齢基礎年金の年金額(令和8年度の額)20歳~60歳まで40年間保険料を納めた場合の満額は、
年金年額:847,300円(月額:70,608円)
※昭和 31 年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金(満額1人分)は、年額844,900円(月額70,408円)です。
年金額の改定については、以前のナレッジ(1月26日配信)で詳しく解説していますので、ここでは割愛します。年金は2か月に1回、偶数月に前月までの2か月分が支給されるので、改定後の額に変更となるのは、令和8年6月13日支給分(4月分・5月分)からです。
次に、保険料です。
国民年金の保険料は、平成16年の制度改正により、毎年段階的に引き上げられてきましたが、平成29年度に上限(平成16年度価格水準で16,900円)に達し、引き上げが完了しました。そのうえで、平成31年4月から、次世代育成支援のため、国民年金第1号被保険者(自営業の方など)に対して、産前産後期間の保険料免除制度が施行されることに伴い、令和元年度分より、平成16年度価格水準で、保険料が月額100円引き上がり17,000円となりました。
実際の保険料額は、平成16年度価格水準を維持するため、国民年金法第87条第3項の規定により、名目賃金の変動に応じて毎年度改定されます。令和8年度の、「法律に規定された保険料額」は17,000円なのですが、実際の保険料額は以下の計算式により、月額17,920円です。
17,000円×保険料改定率(1.054)
=17,000円×1.054
=17,918
≒17,920
ちなみに国民年金保険料は、2年前納が可能なので、令和9年度の保険料額もすでに決まっていて、令和9年度国民年金保険料は18,290円です。
以下は、「2026年4月から変わること」の再掲ですが、ぜひ、メモしてほしいと思います。
・老齢基礎年金:847,300円(R7年度:831,700円)
・遺族基礎年金:847,300円(R7年度:831,700円)
・子の加算(2人目まで):243,800円(R7年度:239,300円)
・子の加算(3人目以降):81,300円(R7年度:79,800円)
・障害基礎年金1級:1,059,125円(R7年度1,039,625円)
・障害基礎年金2級:847,300円(R7年度:831,700円)
・中高齢寡婦加算:635,500円(R7年度:623,800円)
・在職老齢年金における支給停止調整額:65万円(R7年度:51万円)
で、(かく言う私もそうなのですが)覚えたつもりでも、曖昧になることもありますよね。で、そういう時は、即座にアクセスできる資料を保存しておくことも大事だと思います。以下の資料はFPとしては必携のアテムだと思います。皆さん保管されておいてください、必ず役に立つときがあると思います。
▼令和8年度 老齢年金ガイド▼
https://www.nenkin.go.jp/service/pamphlet/kyufu.files/LK03.pdf
▼令和8年度 遺族年金ガイド▼
https://www.nenkin.go.jp/service/pamphlet/kyufu.files/LK03-3.pdf
▼令和8年度 障害年金ガイド▼
https://www.nenkin.go.jp/service/pamphlet/kyufu.files/LK03-2.pdf
非常によくまとまっている資料ですから、ぜひ保存しておいてほしいです。
今日は短いですが、以上です。
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